九州電力
三洋電機
11月12日(日)、トップリーグ昇格へ向けた虎の門修業の第一戦、トップリーグの強豪『野武士軍団』三洋電機ワイルドナイツとの試合が、鹿児島県鴨池陸上競技場で、快晴の中行われました。
試合開始からしばらく、まずは敵陣に入り込もうと、お互いキックを使った固いゲーム展開が続き、緊迫した雰囲気が会場を包む静かな立ち上がりとなりました。
最初に得点したのは三洋電機ワイルドナイツ。前半9分にセットプレーからバックスがサインプレーで大外に展開。そのラックから素早いタイミングで逆サイドにパスをつながれ、最後はLO飯島選手が九電ディフェンダーをかわし、ゴールポスト左にトライ。
その後、三洋電機ワイルドナイツは中盤から積極的にFW・BK一体となった攻撃を仕掛けてきますが、九州電力は足元に入る低いタックルとしつこいディフェンスで、得点を許しません。九州電力もFBミラー選手のロングキックで敵陣に入り、幾度かチャンスを掴みますが、三洋ディフェンスの出足鋭いプレッシャーを受け、大事なところでノックオン等のミスが出て決定機にはいたりません。
前半26分、ようやく九州電力の反撃。三洋陣10m付近で得たペナルティから、CTB吉岡選手が素早くタップキックしてそのまま突進。そのラックをバックスに展開し、FBミラー選手が相手WTBを上手く引き付けて、この日左WTBで出場の今村選手へラストパス。そのままタッチライン際を力強く駆け抜け、左隅にトライ。難しい角度のゴールキックは惜しくも外れますが、トップリーグの強豪相手に喰らいつきます。
しかし、その後なかなか攻め込めず、一進一退の攻防が続きます。積極的にWTBまでボールを回してくる三洋電機ワイルドナイツに対し、九州電力はコミュニケーションを取り合いながらしっかりとしたラインディフェンスでインゴールを割らせません。
もう前半が終わろうかという40分、三洋陣に入った九州電力は、FBミラー選手が相手ディフェンスラインの裏に得意のチップキック。そのまま自分でボールをキャッチしようと追いかけますが、無情にもワンバウンドしたボールは相手SH高安選手の胸に入り、そのまま70mを走り切られ中央にトライ。悔やまれる失点を喫したところで前半が終了しました。
ハーフタイムで気合を入れなおして挑んだ後半。しかし、先手をとったのはまたしても三洋電機ワイルドナイツでした。自陣を脱出しようと九電がキックしたボールを、日本代表WTB三宅選手がカウンターアタック。そこからラックを連取され、最後はNO8ヴァハフォラウ選手が中央にトライ。
すぐに取り返そうと九州電力はその後積極的にBKへ展開しますが、相手ディフェンスのプレッシャーを受け、ミスを繰り返し、なかなかリズムに乗れません。すると、三洋電機ワイルドナイツの猛攻が始まり、8分には早いテンポの連続攻撃からFB田辺選手がトライ。更に14分には,ゴール前ラインアウトからモールを押し込まれてトライを許します。
これ以上突き放されるわけにはいかない九州電力。三洋陣に入り込み、相手のノックオンで得たゴール前スクラムで、頼れるキャプテンであるNO8川嵜選手がサイドアタックを仕掛け,力強い走りで三洋のタックラーを引きずり,そのままインゴールに飛び込み意地のトライ。
しかし、反撃もここまで。33分にダメ押しのトライを奪われ突き放されると、その後得点を奪えずノーサイド。トップリーグ強豪チームの底力をまざまざと見せ付けられる結果となりました。
ミスが多く自分達のやりたいラグビーが発揮できなかったこの試合。今後、このような強豪チームと対戦する中、いかにマイボールをキープし、チャンスをものにしていくかが、トップリーグ昇格に向けての重要な課題であることがわかりました。
トップリーグの強豪チームとの練習試合は、今月18日(土)に神戸製鋼コベルコスティーラーズと神戸製鋼灘浜グラウンドで、翌週23日(木)にコカコーラウエストレッドスパークスとさわやかスポーツ広場で行われます。今回の反省を活かして、なんとか勝利をもぎ取り、トップリーグ昇格に向け弾みをつけたいものです。これから先、強豪チームを相手に、これまで以上に熱い試合を繰り広げて行きますので、皆さまのご声援をよろしくお願いいたします。
最後になりますが、競技場へお越しいただき大きな声援を送っていただいた当社鹿児島支店の皆さまをはじめとする多くのサポーターの方々、このような強豪チームと試合をする機会を与えていただいた鹿児島県ラグビーフットボール協会の皆さま、そして、トップリーグの試合同様に全力で戦っていただいた三洋電機ワイルドナイツの皆さまに、厚く御礼申し上げます。