九州電力
コカ・コーラWRS
トップリーグ昇格へ向けた虎の穴修行第三弾、宿敵コカ・コーラウェストレッドスパークス(以下CCWRS)との香椎ダービー。今年一勝一敗で迎えた第三戦、今シーズンの勝ち越しをかけ、風雨吹き荒れる中、コカ・コーラウェストさわやかスポーツ広場で開催されました。
トップリーグ再開を前に、NZ合宿の成果を見せたいCCWRS。三洋電機、神戸製鋼のプレシーズンマッチを経て、成長を続ける九州電力。トップリーグの意地と、トップリーグ昇格を目指すチャレンジャーとの戦いは試合開始前からヒートアップ。
まずは開始から九州電力がCCWRS陣内へ攻め込みますが、トップリーグで失点数4位を誇る鉄壁のディフェンスはなかなか崩せません。 逆に7分、九電陣地から一気に攻勢に転じたCCWRSは、連続攻撃からSO淵上選手が瞬時に大外で待つニールソン選手へキックパス。先制のトライを奪われます。
しかし九州電力も18分、CCWRS陣22m付近で出来たラックから展開されたボールを、CTB三輪選手がお返しとばかりにキックパス。ゴールに転がったボールにWTB前田選手が飛び込みトライを奪います。難しい角度のゴールもスーパーブーツ吉岡選手が決め同点。 20分過ぎからは、CCWRSが九電ゴール前でモール攻撃を続けますが、九電FWは耐え続け、ピンチを逃れると24分、CCWRSゴール前ラインアウトから、強固なモールを押し込むとそのままゴールラインへなだれ込み逆転のトライ。
更に33分、CCWRSゴール前へ攻め込み、川嵜選手がサイド攻撃を仕掛けると、素早くラックを形成してBKが逆サイドへ移動攻撃、CCWRSディフェンスを破り、最後はトライゲッターWTB今村選手がゴールへ飛び込みます。
トップリーグでも失点の少ないCCWRSから、風上の有利さを活かしてチャンスを確実にものにし3トライ。出足のよさと川嵜主将をはじめとした激しいタックルなど、評価できる前半が終了しました。
後半、CCWRSのトップリーグチームの意地をかけた反撃開始。まずはFBに入ったジョーンズ選手の風上を活かしたキックにペースを乱されます。 そして12分九電陣10m付近CCWRSラインアウト。相手のノックオンに見えたボールに九電選手はセルフジャッジが入ったか、一瞬ディフェンスが遅れ後手に回ると、最後はジョーンズ選手が九電インゴールへパントを蹴りこみ、快速WTB小柳選手にトライを奪われます。 このプレーで三輪選手がイエローカードを受け10分間の退場により、更に流れはCCWRSへ。
21分には、九電ゴール前からCCWRSのPR松尾選手がクイックスタートを仕掛けられると反応できず同点のトライ。コンバージョンも決まり逆転を許します。 これで気持ちが切れてしまったのか、続く25分にはキックチャージから、更に28分、37分、40分にも連続攻撃からトライを奪われ、一度CCWRSに傾いた流れ、勢いのある波状攻撃を止めることが出来ず、前半の良い流れから別人となったようなチームは、トップリーグチームの底力を思い知らされる結果となりました。
試合後、川嵜主将が出場メンバーを集め、主将としての思いを選手へ伝えました 選手たちは、主将の重みのある言葉を胸に刻みつつ、今日の苦い敗戦をバネにするとともに、今回のプレシーズンマッチで九州電力の挑戦を受けて頂いた三洋電機、神戸製鋼、CCWRSの3チームへ御恩返するため、今季の目標である「公式戦無敗」を目指し、来月のチャレンジマッチまで課題をしっかりと修正していきたいと思います。
最後になりますが、風雨強く、底冷えのする天候の中、ご来場頂いた応援の皆さまに厚くお礼申し上げます。 また、間もなくトップリーグ再開となるCCWRSの皆さまには、大事な時期に胸を貸して頂き、御礼申し上げますとともに、後半戦でのご活躍を心から祈念いたします。 来季はトップリーグの土俵で戦えるよう我々も精進いたします。