12月22日(土)。
カーテンをあけるとかなりの曇り空。でも、雨降らなきゃいいや。

 私、山田和弘、32歳の新人として今年4月からヴォルテクスにお世話になり、初めてのメンバー入り(リザーブ)の朝である。
ストレッチをする。なんか、調子いい。
ストレッチをしながら、色々と思い出した。

 無名校でラグビーを始め、なんの結果も残せずに終わった高校時代。

 有名大学でラグビーをするんだと熱く友達に語り、笑われ、その電車の中でそいつらにぶち切れたこと。(その頃から、いや、生まれながらにしてKYだった・・・)

 高1の時、サッカーやってた親友と、いつかお互いJリーグと社会人ラグビーにそれぞれ出ようぜと約束したこと。

 大学卒業後、社会人になり、そこでお世話になった先輩、同期。
オーストラリアでがんばった4年間。
ヤマハでの挫折感。豊田自動織機での2年間。

 よく不安になった。
でも、はったりでもポジティブな事を口にして、強く思えば叶うんだと、ピンチは最大のチャンスだ!! と信じた。

 そして、初のメンバー入り(リザーブ)。
少しだけ感傷的になった。

 博多の森での試合前ウォーミングアップ。
やっぱり、なんか調子がいい。

 試合前のロッカールーム。
最後に円陣を組み、キャプテンである拓生の一言で気持ちを一つにしてグラウンドに向かう。

 80分間の試合が始まった。

 チームメイトのプレーに胸が熱くなった。
ノーサイドの瞬間、皆と喜んだ。
スタジアムに足を運んでくれたサポーターに挨拶をしに行く。
皆喜んでくれていた。
それを見てまた胸が熱くなった。

 ロッカールームでコーチ陣、スタッフとも喜びを再度分かち合う。
いつも支えてくれるコーチ陣、スタッフに改めて感謝の気持ちがわく。

 自分の出番はなかったが、本当に感動する一日だった。
チームメイトのプレーに感動し、サポーターの声援に感動し、スタッフ陣に感謝し、みんなからがんばるパワーを貰った。
また、がんばろっと。


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