2、 現時点で、前半節の結果をどのように捉えていますか? 結果については、“今の現状”がそのままの結果として出ていると決して悪くはないと思っています。IBMさんには大差をつけられて負けましたが、その試合を含め、開幕からの5試合がどうしようもない内容というほどではなかったと思っています。ただ、少しの修正が必要であったり、ミスで流れを呼び込めなかったりしたことが“今の現状”にあたると思います。
3、開幕5連敗を喫し、窮地からの大きな勝利を昨季ベスト4の強豪チーム「トヨタ自動車ヴェルブリッツ」との試合で勝ち取ることができましたが、試合終了までのラスト5分間は、冷静でいなければならない立場と言えどもハラハラドキドキで落ち着いてはいられなかったのではないでしょうか?その時の思い、勝利が決まった瞬間の思いを聞かせてください。 特にドキドキ感とかはなく、冷静でした。監督としてはどうしてやることもできず、選手たちを見守るしかできません。状況を見て、選手交代等を考えていたので…。トンプソンHCは、どこかに行ってしまってたみたいだけど…。(笑) 勝利が決まった瞬間は、やはり嬉しかったですし、選手たちが本当に良くやってくれたという思いが強かったです。
5、トヨタ戦に勝利したことでヴォルテクスが得たものがありますか?あるとすれば、それはどのようなことですか? それは、“ヴォルテクスのラグビーを思い起こさせた”というところでしょうか。 IBM戦に負け、セットプレーにしろ、ブレイクダウンにしろ、昨シーズンまで自分たちができていたことができていなかったのが原因です。選手たちができることはわかっていたものの、この試合で改めてヴォルテクスのラグビーを思い起こさせてくれました。今後の試合において自信に繋がれば良いと思います。
7、後半節に向けての目標、思い等をお願いします。 “Team Comes First!”(チームありき)で、それぞれ選手、スタッフ全員が自分たちの責任を全うすれば、自ずと結果は出ると思っていますし、昨シーズンのリコー戦やこの前のトヨタ戦のような試合で一戦一戦戦っていきます。ヴォルテクスのメンバーは、それができるプレーヤーです。 13節が終わってから結果が出るので、落とせない試合とかはなく、あくまで13分の1の試合であるということにこだわっています。 また、TOP7の目標は可能性がある限り変えるつもりはありません。