10月22日(日)トップチャレンジリーグ(TCL)の1stステージ第5節、Honda HEAT戦が三重県鈴鹿市の三重交通G スポーツの杜 鈴鹿で開催されました。 TCL1stステージを4戦全勝とし、勝ち点差で4位につけるヴォルテクス。この第5節からは上位チームとの戦いが続きます。 第5節の相手はTCL4戦全てを圧勝しているHonda HEAT。 昨季トップリーグ最下位となりTCLに降格しましたが、日本代表や外国人選手を多く抱える強豪チームです。 この日は、台風21号の影響で前日から強い雨が降り続き、大きな水溜りが散見されるグラウンドコンディション。 コイントスに勝った高井副将はマイボールを選択し、Honda HEATは風上を選択。 降り続く雨の中、ヴォルテクスボールで試合は開始されました。
雨ということもあり、キックを多用する両チーム。 風下のヴォルテクスは、9分に児玉選手が中央30mの位置からペナルティゴールを狙いますが、惜しくも左に外れます。 その後、何度かヴォルテクス陣深くに攻め込まれますが、前に出るディフェンスでHondaにプレッシャーをかけトライを許しません。 そして、24分にはHonda陣で再度ペナルティを得たヴォルテクス。児玉選手がペナルティゴールを狙いますが、またしても失敗し先制点をあげることができません。
スコアレスのまま迎えた前半27分。 Hondaに攻め込まれたボールを何度も止めますが、ヴォルテクスの選手間をうまく突破され先制トライを許し0対7となります。
スクラムで終始プレッシャーを受ける中、何とか活路を見出そうとしますが、前半終了間際には、キックカウンターからHondaにトライを許し、0対14でハーフタイムに入ります。
風上の後半。児玉選手・荒牧選手のキックを多用しHonda陣に入りこむヴォルテクス。 後半開始早々、Honda陣ゴール前でラインアウトモールを形成しますがゴールライン目前で崩れ、その後も攻め続けますがゴールラインを超えることが出来ません。 そして、後半の先制点もHondaに与えてしまいます。 後半25分、この日再三プレッシャーをかけられているスクラムでペナルティを取られ自陣深くに入られると、ラインアウトモールから右に展開されトライを許し0対21と差を広げられます。
これ以上、差を付けられたくないヴォルテクス。 Honda陣に攻め込み連続攻撃を仕掛けます。 そして後半35分。 ヴォルテクスの連続攻撃に、Honda選手が故意のペナルティを犯したということでペナルティトライとなり、ついにヴォルテクスの得点が生まれます。 7対21となり、勝利のために2トライ2ゴール以上の得点が必要でしたが、後半38分そしてロスタイムにもHondaにトライを許し7−31でノーサイドとなりました。
台風襲来前の雨天の中、観戦にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。 TCL初黒星で4勝1敗となり、勝ち点は前節終了時と同じ18のまま4位となりました。 次戦は11月11日(土)、4勝1敗、勝ち点19で3位につける三菱重工相模原ダイナボアーズと九電香椎競技場で戦います。 今季、ホームの九電香椎競技場での最後の公式戦になります。多数のイベントを開催しますので、たくさんのお越しをお待ちしております。 次戦まで3週間。 この試合で出た課題を修正し次戦に臨みますので、引き続き熱い声援をよろしくお願いいたします。
SOの荒牧です。 いつも熱い応援をありがとうございます。また、台風が接近している中、会場まで足を運んでいただいた方々、本当にありがとうございました。 トップチャレンジリーグ初黒星となってしまいました。ただ、下を向いている時間なんかありません。 今回の敗戦で、チームの課題、選手一人ひとりの課題が明確になりました。この課題を必ず克服し、強くなります。 リーグ戦、順位決定戦の残り5試合を全勝し、トップリーグに自動昇格できるよう、まずは次戦の三菱重工相模原戦に向けてしっかりと準備をしていきます。 次戦は、ホームである香椎競技場での今シーズン最終戦です。 ファンの方々の声援が私たちの力になります。ぜひ会場にお越しいただき、一緒に戦いましょう。 今後とも熱い応援をよろしくお願いします。